6年間勤めてきた職場を退職しました続き

前回の話ではしょった話。

主任に相談すると、対人恐怖な気がするとすぐに保健所に連れていってくれました。忙しいでしょうにずっと付き添ってくれました。

保健所では相談員さんが話を聞いてくれましたが、その頃は何故しんどいのか分からなくて、ただ息が詰まるのと見られるのが怖いと言うことしか言えませんでした。

相談員さんは自閉症さんが受けるマークシートをさせてくれました。

え?自閉症?と思いつつ書き込み、それを相談員さんが解説してくれました。

これは貴方が自閉症っていうわけではなくて、貴方の特性を知るために受けてもらいました。このマークシートは誰が受けても、どこかに特性が出てきます。

 

数字が難しい。

大勢の所が苦手。

一度にいろんなことをするのが苦手。

人の目を見るのが苦手。

真っ白の状態から考えるのが苦手。

文字より絵の方が理解しやすい。

同じ作業をするのが得意。

 

という結果を出してくれました。

もしかしたら、貴方の苦手なことを職場から求められてきたのかもしれませんね。

と言われました。

主任は私の隣でずっと全部をノートに書いてくれました。

主任は「利用者には寄り添ってくれる彼女のような支援が一番いいと思う」と言ってくれました。私がやってきたことは大丈夫だったと言ってもらえて嬉しかったのですが、

相談員さんは「でもそれが彼女にとって苦手なことだとしたら。それで辛くなっているかもしれません」と言いました。

求められていることは分かるのにそれが苦手だとしたら、、、

 

主任は帰りの車内でどの場所が辛いかどの時間が辛いか聞いてくれました。

朝礼、昼休み、帰りの利用者が集まる部屋がしんどいと言うと、

作業室に逃げたらいい。逃げることは悪いことじゃない。たくさん逃げな。

と言ってくれました。

 

保健所での話を親友にすると、

「やっぱりな」と言っていました。

対人恐怖っぽいのは彼女には分かっていたみたいです。